カイゼン・ジャーニーを読みながらマネジメントっぽい事を始めて2週間ぐらいたったので感じた事をメモ
最近チームのリーダーの人が抜けて急遽自分が代わりにマネジメントっぽい事を始めたので気づいた事をメモ。
今までスクラムを意識してやっていたのですが、どうもチームで作業している感が無くて改めて今までの開発フローを見直しました。 (ほとんどカイゼン・ジャーニーを参考にして行いました)
やめた事
- 開発チーム (4人)の代表とプロダクトオーナーだけで話し合って案件(githubのISSUEのチケット)の優先順位を決めていた事。
- ↑の会議で話し合った案件をチームに割り振る事(優先度の理由は別途聞き直す理由があった)。
- 1つの案件に対して1人で作業する事。
始めた事
- 案件の優先度は開発チーム全員とプロダクトオーナーで話し合って優先順位を決める事。
- 決めた優先順位の案件に対して2人以上で取り組む事。
- スコープが小さすぎると1人でやる事もある
- ISSUEのテンプレートを作成した。
- issueは開発チーム以外から上がることが多いので案件について誰が見てもわかるようなテンプレートを作成。
- トレードオフスライダー
- 星取表(スキルマップ)
やった結果
- 案件の優先度は開発チーム全員とプロダクトオーナーで話し合って優先順位を決める事。
- 開発チームに危機感や一体感が出てきた。
- 決めた優先順位の案件に対して2人以上で取り組む事。
- これは相談できる相手がいるというのがあったりするのでチームの雰囲気は少し良くなったなと思います。
- ISSUEのテンプレートを作成した。
- これは作成したばかりなのでまだ結果はわかりません。
- トレードオフスライダー
- 開発チームのメンバーが何故このサービスにジョインしているのか知ることが出来た。
- メンバーの優先度が互いに共有できた。
- 星取表(スキルマップ)
- メンバーが今の開発チームで不安に思っていることが知れた。
- メンバーの苦手な部分を知れた。
- メンバーのやりたいことが知れた。
- これは各自の技術的なスキルマップだけでは無くサービスに関しての機能単位でもやることにより、どの機能を誰に聞けば良いかなども明確になった。
- 逆に誰も知らない機能があるというのも明確になったのでより危機感を覚えました笑
最近始めようと思っていること
- 朝の案件の共有をもう少し時間を取ること。
- 具体的にはファイブフィンガーを取り入れようと思ってます。
まとめ
結果がすぐに出ている訳ではないですが、チームで見えていない部分の共有が出来るようになったかなと思ってます。 個人的な考えですが、メンバー1人1人の課題はチームの課題だと言っても過言ではないと個人的に思ってます。 なのでこれからはどんどん不要な課題は取り除けたら良いなと思ってます。
カイゼン・ジャーニーは勉強になる事ばかりだったので、困ったらとりあえず読み直そうと思います。
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
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